ダイの勇者としての動機付け、出会い。その別れからの旅立ちが
「デルムリン島編」、「アバン編」だったとしたら
「クロコダイン編」は何なのだろうかと思う
原作での章立ては「集結の章」となりますということはここで終結する。
仲間の基本があるということ。
ダイとポップとここで登場するマァムが物語の基本パーティであるという事です。
(三条先生もDQⅡをイメージしている旨がありましたので)
この章では、ダイの冒険というメインストリートの中に
仲間が集結していく中
① 最初の仲間の成長 (ポップの勇気取得)
② 新たな仲間マァム(どんな人か)
を見出していくが主題ではないかと考えています
◆ポップの勇気取得(メイン)とは
アバンの使徒先輩のマァムへの想い
魔法使いの先輩まぞっほと出会うことで目標設定と選びたくない選択肢の明示
清廉な武人クロコダインが栄光に目がくらみ卑怯な手段をとるを目にすることで、
沸き起こるもの、人は変わる の部分から、己の弱さに打ち勝ち、
ポップが変化するきっかけをえる。
◆新たな仲間マァム(サブ)
・どんな人物であるか
・なぜ旅立ったのかの部分
・ダイとポップとの関係性
という2つの構成が平行しているとおもいます。
※この平行(メインとサブ)ストーリー展開は、
三条先生が意図してる
次のヒュンケル編にもある構成であると考えます、
出会いによる人間的成長が、出会う人により生み出されていくんだろうね。
基本3人であるがここの3人内で完結ではない
ダイ⇒
ポップ⇒
マァム⇒
でそれぞれ関係性ができていく
物語が進んでゆく感じかなと
レオナがこの3人内にないことから
恋愛系関係はメインの組み合わせに影響してこないこともわかります。
(3人メインだからといってここの中でくっつくという構成ではないだろうなというか・・・)
思うのは少年誌であるからか、マァムはキャラ紹介も成長も
メインに置かれない構造になっています。
この構造があるから彼女自身がすぐには見えない、ただ必要な個所は書かれています。
次のヒュンケル編でもそうなるというか、ヒュンケルとマァムの関係性がサブに入る感じなんだよなって(なお便宜上サブといっていますが平行しているという面もありますね。群像劇だから)
そんなことをみつつ
各レビューにいこうと思います。
(6話~9話各話レビュー)