脚本:千葉克彦 演出:上田芳裕
総作画監督:宮本絵美子、眞部周一郎
作画監督:川村敦子 美術:藤井綾香
演出助手:桐山貴央、広末悠奈
製作進行:巴山亨樹、駒水優之介
【あらすじ】※公式案内引用
アバンの遺志を継いで大魔王バーンを倒すため、ダイは島を出ることを決意する。ポップもダイと共に船に乗り込み、ロモス城を目指す。道中の魔の森で二人はモンスターに襲われていたところを、魔弾銃(まだんガン)を操る少女・マァムに救われる。
マァムたちと別れたダイたちが再び道に迷っていると、彼らの前に、ハドラーからダイ討伐の命を受けた百獣魔団の軍団長・獣王クロコダインが現れる。ポップは強大なパワーを持つクロコダインに恐れをなして、その場から逃げだしてしまう。残されたダイは大地斬で応戦するも、クロコダインはびくともしない。攻守に隙のないクロコダインを前に、ダイはじりじりと追い詰められていく……。
ダイが苦戦しているその頃、ポップは、ゴメちゃんを届けるためにダイたちを追いかけていたマァムと合流していた。マァムがアバンのしるしを持っていることに気付いたポップは、彼女と共にダイの元へと戻る。身体がしびれて動けず危機に瀕していたダイに、マァムは魔弾銃を放つ――!
【構成とか心情からみる感想】
演出は上田さん、初登場、放送中でのスタッフスペースでの話を聞くと最初の方に声をかけられてそこから広がる感じだったようですが。なんで6話なんだろうなとおもうと、ここがダイとポップの冒険の始まりなんだなと。そしてアクションに向けて総作監督で眞部さんが(ヒュンケル編でアクション部門を見ていた方)動きがでる部分にサポート入ってます
デルムリン島を出る所からリスタート
ゴメちゃんが不在、一緒にいくつもりではない?
ポップをよろしくねとダイはいう。おいていくつもり一人で行くつもりだったんだね。
巻き込むつもりはなかったのかな。
でもついていくポップという図。魔王軍と戦うつもりではないという言葉ではあるけど、ついていく。何もしないでいたくはないというところ、がある。その一歩をポップは踏み出している
・出会い
いきなりロモス魔の森、迷ったミーナを助けるが、倒し切れていない
開始6分でマァム登場、アングルと音で、触った事、やらかしたことを暗示させる演出にした。詰めが甘いね、からの触られた事への怒り、ミーナへの優しい声で性格を暗示している。ここは声優さんのお仕事と演出や作画のかたのご尽力に感謝ですね。
自分が強力な魔法を使える事が肯定力になっていたところに
精度をしょっぱな否定されたので、ポップの反発、そこから不用意な一言「ちんけな村」が生まれる
これは村を大切にしているマァムにとっては許しがたい一言ですね。最初から事実の部分はあるが優しく届きはしないやりとりに、なってましたね、最初がね。
そこから出てくる生意気な女という印象。女性という存在がスティーヌさんだとしたらそうか・・・。
わがままだなあというダイ。対等に接してくれないと嫌な子がダイは好きだし、不足したところでもはっきり言うのがレオナのいいところなので。生意気とか
このような発想は思わないのかなと。
最初からマイナスイメージから入っているは、ダイもポップも同じなのでそこでどこに惹かれていったのかの違いもみえそうですね。
・クロコダインとの対峙
ここで軍団の概要を一気に説明してくれる。ここでアバンの志を継ぐひとという言葉が生まれる
ポップ逃亡 ダイは一人で対峙。でも怒ったりしないところが主人公の大きさというか
※友達だからこそなのかもしれないけど
じゃあだれが怒るんだろうというところですね。
そこで、マァムがポップと再会する。
あれだけ言いあいしたのですが、
「大丈夫?」声が気に掛ける声 さっぱりした性格も感じるが
気にくわない人でも思わず助けるところがある性格なのが語らずわかるところです。
そしてしっかりダイを置いてきたことを怒ってくれる。
(こういう存在がまず、なかったのだよね。彼ある意味これまで追い詰められはしなかった)
そして印の着用を見せることで。マァムが同じ弟子
アバンの使徒であることがわかる。(アングルでまたなにか不用意に触った事象が起きたを察するような構成。そしてギャグっぽくはない画面演出で写さない、茶化さないという選択が、演出への信頼感を個人的には高めました。)
そして、痺れたダイをどうしたらの、ところで
ポップとマァムが駆けつける場面で終わりました
クロコダインとの闘いの様子と、ポップがマァムと出会う、頭カチ割られからの反発、そしてダイを強敵前に見捨てた事がばれたことでの印象悪という部分を両面描いていく構成になっていて、次回はこの部分がどう展開するのか。
【マァムについて】
また登場したマァムの掘り下げ回は次回に持ち越すことになります。そのため勝気、勇ましい、生意気な女というワードのみ残ってしまうというところを、演出と声で幅をだして強いだけではない甘さというかやさしさを感じる声にしていて、相当軽減されていたとは思う。字幕とか音声オフだとかわんないかもしれないですが。ポップの逃げくせについてはダイは指摘しない、ついてきてほしいとはかれはもともといってないからね、だれかが言わなくてはならないとなり
女性ながらも最前線で戦う、しかも同じアバン先生の姉弟子という、アバン先生の弟子なんだぞというポイントも使えないある意味言い返せない存在が来た
ポップを成長させるキャラクターという側面をこの回で知らせてくれたなと。
そんな感想をもちました。
この次の回でマァムの内面、背景が詳しくあかされることになります。
回が分かれたことで本来の彼女という部分を忘れちゃうところもあるので
連続で間をあけない方がいいかもななどとおもいました
【クロコダイン】
力についての自信をもつ様子。武人ではあるものの
力への尊重や個々人としての部分を重視するのが魔王軍だからか
ダイ一人に目を向ける。弱い相手には目もくれない、侮るというところもある
子どもであるダイ君にそこに勝機があったのかもなという