・まずは感謝を
ヒュンケルは人気のあるキャラクターで、連載当時からファンの間でも考察され
キャラ研究はされているほうではないかなと思います、ポップと同じくらいされていると思う、
ですが距離感が近すぎて固有の価値観に寄りすぎた見解がみられたことも事実で、
そこについては歯がゆいおもいもありました。
今回、再アニメ化によって時代の変化もあり、再評価された面がありました。
個人的には解釈がほんとうに一致していて、うれしかった
(おや?と思ったところには、理由があったので、作品作りにはいろんな目的はある)
自分が正しくてうれしいというよりは、好きな人をちゃんと読み取れていたんだなという喜びです。
これも本当に原作を読み込んで意図を徹底的に拾っていった
唐澤監督はじめ脚本の方々のおかげであり、その意図をくんで演出してくれた方のおかげであり、
寄り添って表現してくれた梶さんのおかげで、その方向にしてくれた内藤さんのおかげです
声優さんが表現あそこまでできるのは、話の解釈が作画が見せ方がその方向を指し示してないとできないと思う。
・梶さんに感謝
そして、ほんとに、ほんとに感謝しているのが梶さん。
これが実力派人気声優というものなのだな、引っ張りだこな理由がわかりました。
進撃の巨人について
戦争もひとつのテーマにある作品ですし、エレンが戦いの中で背負う意味合いは重いので、
だからこそ、僕は彼の一番の理解者でありたいと思っています僕自身も戦わないといけないし、
お芝居以外でも彼を守ってあげなきゃ……というか。
キャラクターに寄り添うことができる立場として、自分はどうやって彼と一緒に歩んでいくのか。
どの役でもそうですけど、エレンは特にそこが難しくて大切でした。
東京カレンダー(2023.04.29)
「アフレコ中、辛くて涙が止まらず…」梶 裕貴がそれでも“声優でよかった”と思える理由より
このように語っています。
同じようにヒュンケル役にも挑んで下さっていたのが感じられました。
配役時のTwitter(現X)2020年5月27日コメント
クールで芯の太いヒュンケル。…も、もちろん大切にしつつ。
ある種の青臭さ、繊細さ、弱さ。そして、抱えているもの。
そこも含めてこその彼だと胸に刻み、精一杯演じさせていただきます
からも「この人は信頼できる」
とおもったものですが、その直観とおり、知って欲しかったことが提示されました
「ヒュンケルはただの悪人ではない。それこそマァムのように、最初から人間らしい慈しみや愛情を持っていた」
「悲しい過去をもつ若者の人物像や背景の奥深さや過去にとどまらず人との出会いや経験を経て変化した」
というところを演じてくれて感謝しています
ありがとうございます。