脚本:千葉克彦 演出:唐澤和也
演出助手:桐山貴央 製作進行:八重樫逸郎
総作画監督:宮本絵美子
作画監督:高橋優也、眞部周一郎
美術:藤井綾香
【あらすじ】※下記公式より引用
「ハドラーが放ったベギラマは、ダイとポップをかばったアバンに直撃。アバンは今の自分たちの戦力では勝機がないことを悟る。一計を案じ、覚悟を決めたアバンはダイたちにアストロン(鋼鉄変化呪文)をかけ、二人の弟子に卒業の証「アバンのしるし」を与える。身体が鋼鉄と化したダイとポップは、アバンが死ぬ気であることに気付きながらも、戦いを見守ことしかできなかった。アバンは自らの全生命エネルギーを爆発力に変えて、自己犠牲呪文≪メガンテ≫を放つ……!
しかし、彼の最期の大呪文でもハドラーを倒すことはかなわなかった。ハドラーは遺されたダイとポップにとどめを刺そうとするが、ダイはアストロンを破って応戦。そのとき、ダイの額には再び紋章が浮き上がる。ダイ渾身のアバンストラッシュを受けて大怪我を負ったハドラーは、捨て台詞を残して島を去っていった。
立ち込めていた暗雲が晴れ、以前の静けさを取り戻したデルムリン島。ポップはアバンを失った悲しみに暮れ、ダイはアバンの言葉を思い返してある決断をする。
一方、魔王軍の拠点・鬼岩城に戻ったハドラーは、ダイの額に浮かび上がる紋章が、竜(ドラゴン)の紋章であり、ダイが竜(ドラゴン)の騎士ではないかと考え、必ずダイを叩き潰すという決意を固めるのだった。」
【構成と 心情からみる感想】
かばったアバン先生から始まります。最後の覚悟をきめた姿を見せます。そして最後の別れをするというところで、剣を収める。ハドラーも察し待つという動作が出る。ここで敵とはいえ長年の戦いのなかでのなにかを感じるところもありますね。ハドラーにもともとそういうところがあるのかもしれないですけども
印を渡すときに
・勝てない相手だから命を懸ける
・人のために力は使う。という重要事項を伝える
それでいいのか、のあとにアバンの顔が一瞬変わる
フローラ様の姿が浮かび一瞬の心が見える
(そして、それが若い時の姿ということはそのあと一回も会っていないということもわかる)
先生の唯一の心残りがそれなんだということを
アニメオリジナルの演出を追加して表しました。
心情を大事にが伝わりましたね。
・先生にもらった命
それを捨てるわけにいかないという。生きている人だけでなく亡くなった人のために自分を生かすという竜の紋章の発動許さないという涙が痛い。
アバンストラッシュを打つ時 印がうつる
この時輝聖石が力をあたえたかもしれないですね。
先生の墓碑の前で
ブラスさんが聞く、魔法の修行をここでするかそれとも、選ぶ道は決まっている
レオナの為と、先生の死も加わり外の世界に行くことを決めたところで終わる
この後の旅立ちはクロコダイン編に譲ることになります。